FGOにはクラスがありますが、それとは別の意味を持つ「属性」という概念も存在しています。
あまり耳馴染みのない言葉かもしれませんが、今まで全く知らなかった人もある程度理解できるようにわかりやすくまとめてみましょう。
実は僕も意識することが多かったわけではないこの属性相性ですが、改めて調べなおすと「ここぞ!という時役に立つ」ことがわかりました。
FGOのこの属性が戦闘時に意味を持つこともある、ざっくり解説をした後にはその点も押さえていきますね。
読み飛ばしても大丈夫なように目次を設定していますので、気になったところからぜひどうぞ!
FGOにおける属性の意味とは?
FGOをプレイする中で、こんなミッションを見かけたことはありませんか?
この『中庸』というのが、いくつかある属性のひとつです。
FGOにある属性が意味することはそれぞれ異なるのですが、まず大まかに二つに分けて解説してみましょう。
サーヴァントの性格を表す属性
おおざっぱに「性格」と言ったので、アライメント診断と聞いて何となく思い浮かぶ方もいるかもしれません。
混沌/秩序/中立、善/悪/中庸、これらの組み合わせで分類される属性です。
マシュのサーヴァントプロフィールを見てみましょう。
マシュは秩序・善。大まかに言うと善良で、約束を破らず、助け合いの精神に富む、という傾向があります。
詳しい解説はおいておいて、まずこの画面内にある「副属性:地」についても言及していきましょう。
サーヴァントの性質を表す属性
FGOでは、天・地・人・星・獣の分類になる副属性というものがあります。
性質を表す、と言いましたが、もしかすると「成り立ち」の方がわかりやすいかもしれません。
天に属するサーヴァントは、おおむね神。地はおおむね土地に由来のある伝承。
日本神話にゆかりのある玉藻の前はどうなの?とみてみると、神話的側面がフォーカスされた天ですね。
人は王など、史実の人物であることが多く、星は人類史における希望や未来を象徴する者。
そして獣は、人に敵対し破滅や終焉をもたらす者。
ざっくり説明をしましたが、これらの要素にはそれぞれ相性が設定されていますので、そこも含めてもう少し掘り下げていきましょう。
FGOで知っておきたい主要な属性の種類
FGOにおける属性の意味を、一通りサクっと解説してきました。
相性の話にもかかわってきますので、混沌/秩序/中立、善/悪/中庸のそれぞれをピックアップして確認していきましょう。
混沌
エミヤ(アサシン)のプロフィールです。
社会的なルールではなく、自分の感情に従うことを優先する、というのが混沌型の特徴と言えます。
場を乱すという意味にとらえられがちな言葉ではありますが、エミヤ(アサシン)のように「己の正義を貫く」という傾向も含むのが重要な部分です。
秩序
ジル・ド・レェ(セイバー)のプロフィールです。
自分の感情ではなく、ルールに従うほうを優先する、というのが秩序型に多い傾向として挙げられます。
ジャンヌ・ダルクや国家への感情に関わらず、騎士としてのルールに準ずるセイバークラスの姿が現れていると言っていいでしょう。
中立
諸葛孔明のプロフィールです。
混沌、秩序は「社会やルールを優先するか、己の心を優先するか」で定められていましたが、これはその中間という風にとらえて問題ありません。
つまりは考え方に柔軟性がある、ということですね。
確固たる判断基準はないにしても、その場に応じた最適な判断を下すことができる、という特性を持っていると言えます。
善
ロビンフッドのプロフィールです。
自分の利益より他人の利益を優先するタイプ、と言ってもいいでしょう。
富める者から奪い、貧しきものに施したアウトローといわれるロビンフッドは、まさに他者の利益を優先するタイプと言えますね。
悪
呂布奉先のプロフィールです。
こちらは善とは対照的に、他者の利益何するものぞ。自分の利益を優先するタイプです。
己の欲のために裏切りを続けたエピソードなどからまさに悪、と思われがちですが、自分の利益を考えるのは人として全くおかしなことではありません。
悪属性を持つタイプの人生は、感情や人間関係などから非常に「人間味」を感じられるエピソードが多いとも捉えられます。
中庸
レオニダス1世のプロフィールです。
他人を助ける際に自分を犠牲にするほどではないが、かといって困っている人を見捨てるほど自分のことしか考えていないとも言えない。
いわば自分のことも、他人のことも、等しく大切にする才能があるのが中庸です。
人を守り、人を鍛える。特攻ではなく守りに重きを置いた武であるスパルタの長を想像するのに難くないでしょう。
余談:道徳的アライメント診断
これらの要素は「道徳的アライメント診断」でも使われる、人の性格をあらわす一つの指標として一般的なものです。
そのため、検索をするといくつか診断ができるサイトもあります。
他の性格診断と同様に、それこそが唯一の真実!と思うのではなく「自分はこのサーヴァントと仲良くなれるのかも」と想像するネタに実施してみるのも、楽しいのではないでしょうか。
FGOの属性とクラス相性の関係性とは?
いよいよゲーム内での属性のお話に移ります。
実は、サーヴァントのクラス以外にもこの属性がバトルでの相性に関わってくるのです。
属性特攻
先述の属性のうち、「悪」に対しては特攻が実装されています。
宝具で悪属性に対して特攻と記載されているのは、例えば謎のアイドルX(オルタ)。
スキルでの特攻付与もあります。
入手しやすいサーヴァントを例に挙げると、サンソンですね。
このように、属性に対する特攻はそれぞれ説明文に記載されていますので、所持サーヴァントのスキルや宝具説明文は、一度チェックしておくとよいでしょう。
天は地に、地は人に、人は天に
バトルでの相性を考えるうえで重要なのは、実は副属性の方であるという意見もあります。
タイトルの通り、天は地に、地は人に、人は天に有利で、与えるダメージがアップするからです。
対サーヴァントの戦闘が発生するクエストで、どうしても難しくて超えられない……!という場合には
一度こちらの相性関係を思い出して、そのサーヴァントがどういった属性を持っているのか、考えてみるのがよいでしょう。
(※なお、受けるダメージの上昇はないようですので、与えるダメージのみ考えればいいようですね)
例えばこちらのエミヤ(アサシン)が敵である場合には、地属性のキャスターを編成できると最高!というわけですね。
星は獣に、獣は星に
同様に、星は獣に、獣は星に与えるダメージがアップする、という相性もあります。
星と獣はそう多くはないので、思い出す機会も少ないかもしれませんが、こちらも覚えておけるとベストです。
FGOの属性の意味と勝敗に影響する要素まとめ
FGOの属性の意味と、勝敗に影響する要素に関して記事をまとめてきました。
ここでおさらいに入りましょう。
- 混沌/秩序/中立、善/悪/中庸の属性は、道徳的アライメント診断でも言われるもの
- バトルに影響が出るのは主に「副属性」だが、上記の属性にも特攻が存在する
- 天は地に、地は人に、人は天に有利で、与えるダメージがアップする
- 星は獣に、獣は星に与えるダメージがアップする
- 受けるダメージの上昇はないようなので、与えるダメージのみ考えればいい
以上のことを押さえておけば、FGOをさらに楽しみながら、戦闘も有利に運ぶことができるようになります。
では、よいFGOライフを!