第五人格

第五人格はハンターが不利?勝てない初心者におすすめの立ち回り

4人で協力して脱出を目指すチーム戦なサバイバーとは異なり、ハンターは1人でサバイバーを脱落させる個人戦。

サバイバーは自分だけがうまくても味方が下手であれば負けてしまうのですが、ハンターは立ち回りがうまければうまいほど勝率が上がります。

しかし逆をいうと、自分のミスは自分の責任。自分のミス1つだけで負けに繋がる厳しい陣営です。

それゆえ、なかなか勝てずにいるとサバイバーに対して理不尽にイライラしてしまったり、「ハンターは不利なんじゃないか」と悲しい気分になったりしますよね。

一昔前までは、ハンターが不利な時期もありましたが、2024年現在、ハンターが不利な状況は改善されており、ちょうど良い調整になっています。

つまり、ハンターもサバイバーも練習や研究次第で勝率を上げられるゲームになっているということです。

今回は、負けてばかりなハンター専の方のために、第五人格初心者がハンターで勝つための基本戦略やおすすめハンターなどについて解説していきます。

第五人格初心者がハンターで勝つための基本戦略

第五人格初心者がハンターで勝つための基本的な戦略について解説していきます。

試合中は音を出してプレイする

第五人格は、音なしでもプレイしようと思えばできますが、音を出してプレイしたほうが勝率は上がります。

特にハンター側は音を出してプレイしたほうが良いでしょう。

音を出してプレイすると分かることは以下の通りです。

  • 救助、治療、板倒しなど、サバイバーが行動を起こした時の通知で居場所が分かる
  • 暗号機解読の進捗が把握できる
  • サバイバーが近くにいるかどうか

サバイバー側が救助や治療など特定の行動を起こした場合、ハンター側に「ブー」という通知音が鳴ります。

「ブー」という音とともに、サバイバーが現在いる場所をマークで知らせてくれるので、どこで救助が行われたか、どこで解読の調整ミスが発生したかが分かります。

音なしでもマークを見ればサバイバーの位置が分かるのですが、自分の視点では分からない位置でマークが発生していることもあるのが第五人格です。

たとえば下の画像を見てください。

この状態だと、自分の背後でマークが出ても音が出ていないと気づけないですよね。

音なしでハンターを動かしていると、音が無くて通知マークに気づけない→近くにいたのに見逃してしまったということが多発しやすいのです。

また、音は暗号機の解読進捗も教えてくれます。

第五人格の暗号機は、進捗状況によって音が変わるため、音で今この暗号機がどのくらい解読されているかが分かってしまうのです。

強いハンターは、解読が7~8割ほど進んでいる暗号機の近くにサバイバーを吊って、他のサバイバーが解読しにくい状態を作ります。

さらに暗号機が鳴っているか鳴っていないかで、サバイバーがさっきまでここに居たのかどうかの判断をすることも可能です。

暗号機は、誰も触っていない状態だと無音ですが、サバイバーが少しでも触ると音を出します。

0%の状態でも小さく「カチカチ」と音を立てているので、さっきまでサバイバーがここに居たことが分かるのです。

内在人格の設定を忘れずに

ハンターをプレイする前に、内在人格の設定を忘れずに行っておきましょう。

内在人格とは、使うハンターの能力を強化させられるものです。

多くのハンターが使っているのが、「引き留める」「閉鎖空間」「裏向きカード」です。

スキルの名前性能
引き留める通電後120秒間、通常攻撃と一部の攻撃スキルがサバイバーに命中したときのダメージが2倍になる
閉鎖空間ハンターが乗り越えた窓枠は20秒間閉鎖され、サバイバーが乗り越えられなくなる
裏向きカード対戦開始から120秒後に補助特質(瞬間移動など)を1度だけ他の特質に変更できる

内在人格を設定しているのとしていないのとでは、勝率が全然違うので忘れずに設定しておきましょう。

補助特質は瞬間移動か神出鬼没

補助特質は、瞬間移動または神出鬼没を設定しておくのがおすすめです。

補助特質性能
瞬間移動未解読の暗号機や脱出ゲートなどサバイバーがいそうな場所に瞬間移動する
神出鬼没指定した場所に一瞬でワープする(短距離)

暗号機の揺れをしっかり確認

ハンター目線からでも、暗号機の揺れを目視で確認できます。

暗号機が揺れている場所は、サバイバーが暗号解読している証拠なので見つけ次第追いましょう。

瞬間移動を使って揺れている暗号機まで飛ぶと効率的に吊れます。

第五人格ハンターのよくあるミス

第五人格の初心者ハンターでよくやってしまいがちなミスを6つご紹介します。

「あるある」と感じた人や、心当たりのある人は、まずは下記のミスを減らしていくことから始めましょう!

  • 初手お散歩
  • 何度も空振り
  • スキルの無駄打ち
  • 無駄な板割り
  • 深追い
  • キャンプ

初手お散歩

お散歩とは、サバイバーが見つからない時間が長引き、マップ上をお散歩しているような感じになってしまうことです。

初心者でハンターをやる人によく見られる行動で、お散歩してしまう原因はスポーン位置を把握できていないからだと考えられます。

20秒~30秒ほどお散歩してしまうと、負ける確率が高いので改善したほうが良いでしょう。

ハンターとサバイバーのスポーン位置を全部覚える必要はありません。

ただ、1つくらいはサバイバーのスポーン位置を覚えておいた方が、お散歩時間の短縮になるのでおすすめです。

何度も空振り

空振り後の硬直、早くて0.4秒、遅いキャラで1秒ほどなので「ほぼ無いようなもんだ」と思っていませんか?

実はこの0.4秒~1秒でも無駄にしてしまうと負ける確率が上がるのが第五人格なのです。

白黒無常や血の女王は空振り後の硬直が0.4秒なのであまり影響しませんが、悪夢やガラテアなどは1秒間硬直してしまうためチェイス効率が下がってしまいます。

1度の空振りなら仕方ないのですが、何度も空振りしてしまう場合、射程圏内が分かっていない可能性が高いです。

自分が使うハンターの射程圏内はしっかり把握し、かならず攻撃が当たる位置まで寄って攻撃する癖をつけておきましょう。

スキルの無駄打ち

初心者ハンターに多く見られるのが「スキルの無駄打ち」です。

スキルが当たりにくい場所でスキルを使ったり、リカバリーしにくい場所でスキルを使ったりなどすると、サバイバー側が逃げやすくなってしまいます。

また、通常攻撃が当たる距離内にいるのにスキルの発動に夢中になってしまって、なかなかダウンが取れない人も多いです。

スキルはいざという時に使える必殺技なので、なかなか距離が詰められない時やチェイス時間を短縮させたいときなどに使えるように取っておきましょう。

無駄な板割り

第五人格のマップは非常に板が多いと有名です。

この板、割らないとハンターに不利な気がしてつい1つ1つ丁寧に割ってしまいたくなりますよね。

この無駄な板割り行動も、初心者ハンターによくみられる行動です。

サバイバーが倒した板をいちいち割っていると、かなり時間を稼がれ、4逃げされてしまう確率が上がってしまいます。

なので、割る板と割らなくていい板を見分けられるようになりましょう。

見分け方は簡単です。

簡単に回りこめるかどうかで判断してください。

深追い

救助キャラを深追いしてしまうと、時間を稼がれやすいのはご存じですか?

傭兵、空軍、オフェンスなどのキャラクターは、即ダウンを取れたとしても、時間を稼がれがちなので深追いはおすすめできません。

椅子耐久(脱落までの時間が長いこと)があったり、救助された後のチェイスが伸びたりなど時間を取られがちです。

初手で見つかったサバイバーが救助キャラだった場合は、なるべく解読キャラや補助系のキャラを先に追うようにしましょう。

救助キャラは解読がすごく遅いキャラがほとんどなので、最初のうちは放置していてもOKです。

キャンプ

1人をロケットチェアに拘束した後、どこから救助が来るか分からなくてその場から動けなくなっていませんか?

第五人格では、ロケットチェアにサバイバーを拘束した後、その場から動かない、ロケットチェアのまわりをウロウロする行為のことを「キャンプ」と言います。

キャンプは、救助に来たサバイバーをダウンさせたり、1人を確実に脱落させたりできるため、メリットが多いように見えますが、実はそうではありません。

初心者対の試合だと、救助中に恐怖の一撃でダウンが狙えるのでキャンプは有利ですが、中級者~上級者対の試合ではうまく避けられてしまい、セカンドチェイスも伸ばされがちなので不利になります。

とはいえ、せっかく吊ったサバイバーを逃したくはないですよね。できれば脱落させたいです。

拘束したサバイバーを脱落させつつ、他のサバイバーにもうまくダメージを与え、全体負荷を与えるためには、まずはサバイバーの位置を把握しておきましょう。

把握の仕方は簡単です。

1人のサバイバーを攻撃した後、ハンターには攻撃硬直が入ります。

その硬直モーションの間に、揺れている暗号機を確認するのです。

1人目を吊った直後に、揺れていたはずの暗号機が止まれば救助にきているということになるので、ロケットチェアに近づかれる前に圧力をかけていきましょう。

ロケットチェアより離れた位置で1ダメージ与えることができれば、救助が一気に難しくなります。

また、吊った後に誰も救助に来ていないようであれば、ロケットチェアから1番近い揺れている暗号機まで行ってダメージを与えていきましょう。

第五人格ハンター向けの立ち回りテクニック

第五人格の上級者ハンターがやっている立ち回りテクニックをご紹介します。

この方法を習得すれば、勝てるようになってくるので練習して自然に出来るようになりましょう。

ステイン隠し

ハンターから出ている赤いランプのようなものを「ステイン」と言います。

ハンターの体を壁にこすりつけながら歩くと、ステインが消えてサバイバーを混乱させることが可能です。

ステイン隠しは主に壁を挟んだチェイスに有効で、ステインが無くなるとサバイバーはどっちからハンターが出てくるのか分からなくなります。

ステイン誘導

ステイン隠しの反対で、ステインでサバイバーを誘導させるテクニックもあります。

壁の向こう側に向かってわざとステインを出しながらサバイバーを誘導し、サバイバーが窓や板を乗り越えた先に登場→攻撃という手法です。

ステイン誘導をすることで、ハンターは反対側にいるのに、ステインのせいで真後ろから追われているとサバイバーに勘違いさせます。

この手法は透明化ができるリッパーで使うと成功率が高いのでやってみてください。

フライホイールを吐かせる

フライホイールとは、サバイバーが内在人格で付けることができるスキルのことです。

フライホイールを使うと、5m高速ダッシュができ、0.5秒の間、サバイバーが無敵状態になります。

このフライホイール、使われてしまうとチェイスが伸びるためできるだけ使わせたくないですよね。

「このサバイバー、フライホイール持ってそうだな」と感じた場合、先に吐かせてしまいましょう。

追っているときに、体を揺らしたり、威嚇モーションを使って攻撃をするように見せかけます。

そうするとサバイバーは攻撃されると勘違いをして、フライホイールを使ってくれる確率があがるのです。

先にフライホイールを吐かせてしまえば、サバイバー側は120秒間フライホイールが使えなくなるので追いやすくなります。

吊る椅子の選定

サバイバーをダウンさせた後、とりあえず近い椅子に吊るのではなく、なるべく揺れている暗号機近くの椅子を選ぶようにしましょう。

揺れている暗号機は、サバイバーが解読している暗号機ということなので、その暗号機の近くの椅子に拘束することで暗号解読の妨害になります。

椅子近くの暗号機を回していたサバイバーが救助に向いていないキャラだった場合、他の暗号機を探しに行かなくてはなりません。

他の暗号機を探している時間=サバイバーのお散歩時間ということになるため、かなりの時間ロスになるでしょう。

また、椅子近くの暗号機をまわしていたサバイバーが救助キャラだったとしても、中距離で見つけることができ、うまくいけば1ダメージを与えて救助妨害ができます。

第五人格のおすすめハンターキャラクター

初心者でも扱いやすい第五人格のおすすめハンターキャラクターを4体ご紹介していきます。

イタカ

イタカは、風の力を使ってサバイバーを一気に引き寄せたり、サバイバーの走る速度を遅くさせたりするスキルを持っています。

直感的に分かりやすい操作性なので、初心者でも簡単に扱える点が魅力です。

サバイバーを吸い込んで減速させるスキルを使えば使うほど風力が貯まっていき、この風力はイタカ自身の加速や板、窓の高速飛び越えに使えます。

なかなかサバイバーに追い付けない、足跡をたどるので精一杯な初心者におすすめです。

アン

使徒のアンもイタカと同じく操作性が簡単で、初心者でも扱いやすいハンターです。

アンが持っている猫をサバイバーに噛みつかせることで、サバイバーを一定時間動けなくするスキルを持っています。

サバイバーを拘束した後に、ロケットチェアのまわりに猫を待機させれば、救助に来たサバイバーにも確定でダメージを与えることができるので、キャンプに向いているキャラだといえるでしょう。

また、応援団など加速スキルを持つサバイバーの動きを猫で止めてしまえば、確定で1ダメージを与えられるので、チェイスにも強いキャラと言えます。

グレイス

グレイスは、モリを使って高速移動をしたり、湿気でサバイバーにダメージを加えたりすることができるハンターです。

モリを投げている間は攻撃できませんが、その代わりに足が速くなるためサバイバーに追い付きやすくなります。

慣れればサバイバーに追い付いた瞬間にモリを回収し、攻撃できるようになるので練習しておくのがおすすめです。

また、グレイスは自分が歩いた後に足跡をつけるのですが、この足跡の上をサバイバーが走ると動きが遅くなります。

自分の足跡でサバイバーを囲み、逃げ道を失わせて減速させるという戦法も取れるのがグレイスの強いところです。

イタカやアンと比べると、操作性は少し難しいですが、練習しておいて損はないキャラクターなので、訓練モードで使ってみてください。

ハスター

ハスターは、サバイバーのいる場所に触手を生やして1ダメージを与えることができるハンターです。

触手ボタンをスライドしながら逃げまどうサバイバーの位置に触手を生やし、攻撃するだけの操作なので難しくはありません。

ハンターの中でも腕がとても長く、少し離れた位置でも当たり判定があるのがハスターの魅力。

溜め攻撃に関しては、ハンターの中で1番腕が伸びます。

サバイバーを拘束した後、ロケットチェアの近くに触手を生やしておけば救助に来たサバイバーにダメージを与えることもできるので、キャンプに向いているといえるでしょう。

第五人格のハンターは不利?まとめ

今回は、第五人格のハンターは不利なのかや、ハンターの基本的戦略などについてご紹介していきました。

結論、2024年4月現在の第五人格に「有利不利」はありません。

ただし、スキルの使い方や立ち回り方をミスると不利になる陣営です。

サバイバーは1人がミスを連発しても、他の3人がカバーすればなんとか勝ちに持っていけますが、ハンターだとそうはいきません。

勝率を上げたいのであれば、最低でも1つはサバイバーのスポーン位置を把握しておく無駄な板割りは避けるなど、基本的な戦略は頭に入れておきましょう。

最初は勝てなくても練習次第で勝てるようになってきますし、マップもやっていくうちに頭に入っていきます。

訓練モードやマルチ戦でどんどん練習していきましょう。

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