信長の野望覇道は、歴史的な名城が登場し合戦で大軍同士がぶつかりあう、正統派オンライン戦略シミュレーションゲームです。
プレイヤーは各大名に仕官し、領主として領地を拡大させたり他の領主と協力して城や領地を奪い合い、天下統一を目指します。
しかし、プレイヤーの中には「あまり面白くない」「つまらない…」といった声も多数あります。
- これから遊んでみたいけど、どんなゲームか良くわからない…
- 評判が微妙だから、プレイするか迷ってる…
そういった不安がありますよね。
そこで、今回は実際に信長の野望覇道をプレイしてみて、つまらないと言われている理由や実際にプレイしてみた上での感想、またどんな人がこのゲームが向いているかを紹介します!
信長の野望覇道はどんなゲーム?
信長の野望覇道は、戦国時代を舞台としたオンライン戦略シミュレーションゲームです。
まずプレイヤーは、三好家、浅井家、織田家、武田家、上杉家、北条家の計6つの大名家の中から仕官する大名家を1家選択します。
同じ大名家を選んだプレイヤーは全員仲間となり、仲間と協力しながら他大名家と戦い天下統一を目指します。
また大名家の中でも更に「一門」(サークルやギルドのようなもの)があり、同じ一門に所属するメンバーでコミュニケーションを取りながら戦うことができます。
このゲームの大まかな内容として、軍事と内政の2つがあります。
・武将を集めて育てて自分だけの部隊を編成し、他大名に立ち向かう軍事
・米、木、石、鉄などの資源の調達や、これらを使って兵を集めたり城を強化したりする内政
資源を集め部隊を強化し、仲間とともに領土を拡大していきます。
信長の野望覇道がつまらないと言われる理由
信長の野望覇道がつまらないと言われている理由として
- 賊狩りがめんどくさい
- 内政がめんどくさい
- 談合(同盟・不戦)がある
があります。
賊狩りがめんどくさい
このゲームでは武将のレベルを上げていく主な方法は、マップの至るところに出現する「賊」を倒すことです。(通称「賊狩り」)
これが非常に単調で作業感があると、すぐに飽きてしまうプレイヤーが多いです。
内政がめんどくさい
内政は武将のレベル上げと同様に強くなるのに必要なことですが、こちらもかなり単純作業が多いです。
施設の強化には資源が必要で、マップの至るところにある採取地に部隊を派遣して資源を「調達」します。
しかしこの「調達」は1度の出撃命令で2時間しか採取を行ってくれないので、より多くの資源が欲しい場合は頻繁にログインして調達の指示をしなければなりません。
談合(同盟・不戦)がある
戦国時代に実際にあったように、このゲームでも談合(同盟・不戦)があります。
システム上の仕様ではありませんが、大名家同士、または一門同士で連絡を取り合い、
「私たちはお互いを攻撃せず、他の大名家や一門を一緒に倒しましょう」
のような取り決めが多くあります。
この談合については、
- 他大名に組まれて、自大名が集中攻撃を受けた
- 逆に味方が同盟を結びすぎて、攻撃できる場所が制限された
など、様々な視点から談合への否定的な意見が多くあります。
信長の野望覇道を実際にプレイした感想
【良いところ】
- 攻城戦が面白い!(これが大部分を占める)
- 仲間との協力が楽しい!
- 部隊の編成が楽しい!
【悪いところ】
- 賊狩りが面倒くさい
- 内政が面倒くさい
- シーズンごとにリセットされる要素がある
- 談合がある
- 課金要素が多い
このゲームで一番面白いと言われているのが「攻城戦」です。
攻城戦が始まると城ごとに用意された専用のマップに切り替わります。
これが戦場をリアルに表現しているため、まるで戦国時代の世界に入り込んだような感覚が味わえます。
また同じ一門の仲間たちと協力して敵城を攻めたり自城を守ったりできる、といった楽しみもあります。
武将も数多く登場し、グラフィックもとてもきれいです。
部隊の編成もどの武将をどの部隊に配置するかを自由に決めることができるので、
かなりプレイヤーの個性が出て面白い要素だと言えます。
シーズンリセットについて、このゲームはシーズン制になっており、1シーズンおよそ3ヵ月で次のシーズンに切り替わります。
その際に武将のレベルや城の施設のレベルなどの要素もリセットされてしまいます。
一度手に入れた武将などは無くなりませんが、1から育成や内政を強いられるため、これを苦に感じるプレイヤーも多いです。
また先ほども述べた「談合」もシーズンが切り替わっても引き継がれることも多く、大名家問わず仲の良いメンバーは攻撃しないようなこともよくあります。
信長の野望覇道の口コミ評価
2024年9月13日現在におけるApple Storeの評価は、
5点満点中4.4点となってます。
一方Steam版での評価は、
「非常に不評」という評価になってます。
次にどんな口コミが投稿されているのか見ていきます。
【良い口コミ】
- 一門や同じ大名家の人と協力で来て楽しい
- チャット要素が楽しい
- 攻城戦がリアルで楽しい
- 戦略シミュレーションゲームが好き
- 攻城戦や仲間との協力プレイやチャット要素が良い点のようです。
【悪い口コミ】
- 自大名家の人数が少ないと、城はおろか資源も取れない
- ずっとはりつけるプレイヤーだけが楽しめる
- 課金要素が多すぎる
- 外交ゲー
- 強い大名家に蹂躙されてきつい
- ゲームに時間を割けない・強い大名家に入れないと楽しめない、という意見が多いです。
また外交で戦況が大きく決まってしまう点も、面白くないと感じる人が多いです。
信長の野望覇道をおすすめできる人・できない人
【おすすめできる人】
- 仲間との協力プレイが好き
- 比較的ゲームに時間を割ける
- 戦国時代の武将や城が好き
- 賊狩りや調達などの単純作業があまり苦にならない
【おすすめできない人】
- 単純作業が苦手、または嫌い
- あまりゲームに時間を割けない
- 他プレイヤーとの協力プレイより、個人プレイの方が好き
やはり「協力プレイが好きかどうか?」が一番大きいです。
攻城戦にしても領土戦にしても仲間と連携しながらプレイしていくのが基本なので、
これがあまり好きでない方はおすすめできません。
また単純作業が多いので、これを苦に感じるかどうかもかなりモチベーションに影響されます。
逆に協力プレイが好きだったりコツコツ武将を育てたり施設を強化したりする作業が好きな人や苦にならない人には、おすすめできます。
信長の野望覇道はつまらないのか?まとめ
信長の野望覇道が本当につまらないのかどうかについてまとめました。
良い点や悪い点がありますが、かなり人を選ぶゲームだと分かります。
協力プレイが好きで、コツコツとした単純作業が苦にならない人であれば楽しめます。
逆に上記を苦に感じるのであれば、なかなかおすすめできないゲームです。
この記事が、これからプレイするかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。